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軽が好調! [ノスタルジックカー新聞]

いつもご覧頂きありがとうございます、今日は順位が上がっているでしょうか?
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ここのところ良く報道されておりますので、皆様ご存知のことと思いますが軽自動車が絶好調です。
一昨年、昨年と史上最高を記録しており、今や日本で販売される自動車の三台に一台は軽自動車になりました。
何でこんなに軽自動車ばかりもてるのか?

1、とにかく税金など維持費が安い。
2、ガソリンが高騰して燃費の良い軽が注目された。
3、既にミニバンなど家族全員で乗れる車はあり、パーソナルユースとしての2台目、3台目の需要  を掘り起こした。
4、小型で乗りやすいとの認識から女性の支持を得た。
5、シティーコミューターとしての軽が再認識された。
6、軽でも良いから!が軽が良い!になった。

ざっと考えてもこのような理由があり、特に女性の支持を得られたことがキーポイントとなった。

1955年(昭和30年)国産乗用車初の2サイクルエンジンとFF(フランとエンジン、フロントドライブ)
で登場したスズキのスズライトは、2輪メーカーとしてのスズキを4輪自動車メーカへと飛躍させる第一歩になりました。

当時としては高価な42万円でした。

1958年には、旧中島飛行機に流れをくむ富士重工が航空機技術を生かした「名車」スバル360を発売し、一気に国民車としての地位を獲得して第一次軽自動車ブームを作りました。
この頃からマイカーブームに火がつき、あちこちにこのてんとう虫(スバル360の愛称)が住み着くようになり、特に学校の先生や公務員の方に支持されました。
NHKのプロジェクトXでも何度か放送されましたので、ご覧になった方も多いと思います。
この設計を担当し、今のスバルの礎を築いた百瀬普六氏は同郷であり(長野県松本市)、残念ながら地元では知る人は少ないのですが、スバルの地元群馬県では有名人です。
http://yumenikki.jp/museum/book/book.htm

1961年には、2輪メーカーから4輪メーカへのステップアップを企てていた本田は、満を持して得意のバイクのエンジンを搭載し31馬力の高性能で、若者の大きな支持を得て新規軽市場に殴り込みを掛けました。
当時、和製ミニと評されましたが、このあと様々なバリエーションが登場しました。

hide-gさんのブログに丁度カタログが載っておりました。(hide-gさん使わせていただきました)
http://blog.so-net.ne.jp/hide-g/2006-01-09

こんな時代を思い起こしてみると、今や660ccで64馬力、オートマ、パワステ、エアコン当たりまえになった時代まで良くぞ進化を遂げたものと感心するばかりです。


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tm-photo

うちの亡き父は、いすゞのフローリアンという車に乗ってました^^
by tm-photo (2006-01-25 22:25) 

BPノスタルジックカーショー

tm-photo様
評価に加えコメントありがとうございました。
いすゞフローリアンはかの117クーペの原型になった車でもあり、ひろぴろとしたスペースといすゞ得意のジーゼルエンジンで人気を博しました。
これが買えるのはかなりお金持ちでした。
by BPノスタルジックカーショー (2006-01-26 10:27) 

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