ノスタルジックカー新聞　　第２３７号：ノスタルジックカー新聞：So-net blog

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　　　　　● 第２３７号　２００９年１月２２日

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　　　　　老眼にやさしい「老眼モード」で作成しております。

From　エディター

おはようございます。

昨日の雨が雪に変わりました。

皆さんのところはいかがでしょうか？

それにしても穏やかな日々が続きますね。

今年は、このまま春になりそうなお天気が、お正月から続いています。

こんなお天気に越したことはないのでしょうが、除雪などのお仕事で冬場の稼ぎとしている土木関連は、昨年と一昨年

に続く暖冬と雪なしで仕事がないようです。

このまま一気に春になるようなことは無いでしょうが・・・・・

あまり大荒れも困りますが、そこそこの冬らしいお天気も必要ですね。

さて、さて今日は「神の手を持つ」をお送りします。

この古い車関連の仕事を２０年近くしてますが、板金塗装でこの人はすごいという方にお会いしたことがありません！！

まあ、日本語では板金塗装なのですが、英語で言えば「Body　Work」になります。

大半が細かい手仕事です。

また、この仕事はレストアのパワートレイン部門と並ぶ双璧です。

パワートレインが走りの要なら、ボディーワークは見栄えの要です。

手先の器用さはもちろんですが、幅広い知識も要求されます。

金属の知識

溶接の知識

折り曲げの知識

金属加工の知識

塗料の知識

化学の知識

磨きの知識

その他

もちろん、今までの幅広い経験が重要なことは言を待ちません。

そして、もっと重要なことは「想像力」と「斬新なアイディア」です。

新車に戻すことだけでは事足りません。

一から車を作り上げる「気概」が必要です。

さらに、車と会話しながら診察し、病名を明きらかにし、その病気に対しての的確な処置やお薬を出すことが出来ること

が要求されます。

また、時間的な制約、予算的な制約についてもクリアーしなければなりません！！

これはやろうと思えば簡単に「誤魔化し」ができる板金塗装では、いま挙げました条件を満たす方にはお会いしたことが

ありませんでした。

しかし、昨年からスタートされました「復元カレラ」さんの萩原社長その人こそ、私が長年探し求めたボディーワークの達

人でした。

http://pub.ne.jp/fukugencarrera/

神の手を持つとは、キャステルオートの鞍社長の言葉ですが・・・・

http://www.castel-dino.com/

私は更に「高性能PCで武装した神の手を持つ」とさせていただきます！！

そして、先日お願いしましたフェラーリのDinoが出来上がりました。

ボディーの状態が良かったので、全部塗装をはがすことはしませんでした。

この出来上がりました車を見て・・・・・

息が出来ませんでした！！

素晴らしい。

その一言です！！

Dinoのオーラが燃え上がるようです。

コンデジで撮りました私の拙い写真で伝わるか心配ですが・・・・・

完璧に仕上げていただきました。

ありがとうございました。

この後お願いしているGTRプロジェクトの「ハコスカGTR」の仕上がりが待ち遠しいですね。